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カンタータの歌詞

このページでは、新バッハ全集に基づく歌詞を順次掲載して行く予定です。また、今までサイトのあちこちに散在していた、カンタータの歌詞や対訳に関する情報をまとめています。


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↓ネット上で利用できる歌詞・対訳一覧
↓歌詞・対訳の出版物(だも訳単行本化の情報)

新バッハ全集によるカンタータの歌詞

内容
待降節 BWV61, 36, 62, 132 ─新バッハ全集 I/1
降誕節第1日 BWV 63, 197a, 110, 91, 191 ─新バッハ全集 I/2
降誕節第2日第3日 BWV 40, 121, 57, 64, 133, 151 ─新バッハ全集 I/3.1
 (以上スタディスコア第1巻より)
降誕節後日曜日 BWV 152, 122, 28 ─新バッハ全集 I/3.2
新年、新年後第1日曜日  BWV 190, 41, 16, 171, 143, 153, 58 ─新バッハ全集 I/4
顕現節、顕現節後第1第2日曜日  BWV 65, 123, 154, 124, 32, 155, 3, 13—新バッハ全集 I/5
 (以上スタディスコア第2巻より)

復活節第1日  BWV 4, 31 ─新バッハ全集 I/9
復活節第第2日第3日  BWV 66, 6, 134, 145, 158 ─新バッハ全集 I/10
 (以上スタディスコア第4巻より)

三位一体後第5第6日曜日 BWV 93, 88, 170, 9 ─新バッハ全集 I/17.2
三位一体後第7第8日曜日 BWV 54, 186, 107, 187, 136, 178, 45 ─新バッハ全集 I/18
三位一体後第9第10日曜日 BWV 105, 94, 168, 46, 101, 102 ─新バッハ全集 I/19
 (以上スタディスコア第7巻より)
三位一体後第11第12日曜日 BWV 199, 179, 113, 69a, 137, 35 ─新バッハ全集 I/20
三位一体後第13第14日曜日  BWV 77, 33, 164, 25, 78, 17 ─新バッハ全集 I/21
三位一体後第15日曜日 BWV 138, 99, 51 ─新バッハ全集 I/22
 (以上スタディスコア第8巻より)
三位一体後第16第17日曜日  BWV 161, 95, 8, 27, 148, 114, 47─新バッハ全集 I/23
三位一体後第18第19日曜日  BWV 96, 169, 48, 5, 56─新バッハ全集 I/24
 (以上スタディスコア第9巻より)
三位一体後第20第21日曜日  BWV 162, 180, 49, 109, 38, 98, 188─新バッハ全集 I/25
三位一体後第22第23日曜日  BWV 89, 115, 55, 163, 139, 52─新バッハ全集 I/26
 (以上スタディスコア第10巻より)
三位一体後第24から第27日曜日  BWV 60, 26, 90, 116, 70, 140─新バッハ全集 I/27
 (以上スタディスコア第11巻より)
大天使ミカエルの祝日  BWV 130, 19, 149, 50, ─新バッハ全集 I/30
宗教改革記念日、献堂式  BWV 79, 80, 194─新バッハ全集 I/31
 (以上スタディスコア第12巻より)
クリスマスオラトリオ  BWV 248 I, II, III, IV, V, VI ─新バッハ全集 II/6
 (以上スタディスコア「声楽作品集3」より)

索引
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上記のPDFファイルは、単純な繰り返しを省略する以外は、新バッハ全集にあるとおりの歌詞を再現することに努めたものです。 ただ、最低限の実用性を考えて、コラールの歌詞は太字で、聖書の引用は»«で示し、ダカーポ楽曲の中間部はインデントで示しています。これらの書式はスコアに含まれていません。

Nun komm, der Heiden Heiland, (コラール歌詞)
»Siehe, ich stehe vor der Tür und klopfe an.« (聖書の引用)

イタリックは推定による文字・語句を表しているようです。また短い聖句の引用が„Der Tod in Topfen!”(BWV 93)のように示されています。これらはもともとスコアにそのように記されています。

Recitativo (原資料には"Recit"までしか記されていない?)
„Der Tod in Töpfen!” sagen. (引用部分は聖書の語句)

なお、一般的なテキストから見ると余分な行や語句の重複があります。おそらく、原詩や聖書本文とは違っていると思いますが、これは楽譜に実際に記されている通りのものを再現しようとした結果です。


カンタータの歌詞や対訳は、多くの出版物やウェブサイトに掲載されています。 一般的には、CDのブックレットの歌詞対訳を参照する機会が多いでしょう。 さて、これらの歌詞は何に基づくものでしょうか? たとえば、ヘンスラーのバッハ全集は、ブックレットの歌詞について「新バッハ全集による」と明記しています。

The texts printed here, and those found in Alfred Dürr's “Die Kantaten von Johann Sebastian Bach” (latest edition: Kassel 1995) are from the “Neue Bachausgabe”.

新バッハ全集のカンタータ部分の完結は2000年なので、上記は完全にはあり得ないことですが、新バッハ全集そのものを見る機会がなかったため、詳細は分かりませんでした。 また、上に言及されているデュルの著書ですが、新バッハ全集に基づくというのではなく、「新バッハ全集と同じ原則による」と書いてあるだけです。(─下記:英訳本Oxford 2005より引用─)

For the reproduction of the cantata texts, principles employed in the Neue Bach-Ausgabe apply here too:

カンタータ全集スタディスコア全巻 最近、新バッハ全集版のカンタータ全集がスタディスコアとして発行され、今までよりはずいぶん身近な存在になりました。 実際に比較してみると、新バッハ全集の歌詞部分と、ヘンスラー全集やデュルの歌詞とは、大文字使用、句読点レベルにとどまらず、綴り、語句レベルでも若干の相違があることが分かりました。 新バッハ全集に基づく歌詞集は新バッハ全集のスコアそのもの以外に存在しないようです。

綴り・語句・歌詞の相違例

矢印の前がデュル、後が新バッハ全集です

62/2 entdecket -> entdekket   beflecket -> beflekket
40/1 darzu -> dazu
64/7 genung -> genug
133/6 mein Jesu -> o Jesu

歌詞の相違に関しては、40/2, 57/7, 63/7などを参照。句読点、疑問符、感嘆符などの相違は多数あります。

なお、楽章も含む全てのタイトルは以下を参照。
新バッハ全集版カンタータ全集索引

ネット上で利用できる歌詞・対訳一覧

以下の多くはすでにトップページにリンクしていますが、ここではテキストが一覧しやすいページへリンクしています。

ドイツ語原文

The Bach Cantatas (Bischof) カンタータ全曲、その他の声楽曲も含む。
THE COMPLETE CANTATAS (Koster) 未だCOMPLETEではなく、40曲あまりを含む。

日本語訳

小林英夫訳 曲数は20曲ほどだが、非常に丁寧な仕事。
川端純四郎訳 訳者は「J.S.バッハ〜時代を超えたカントール」の著者。20曲を超えて進行中。
だも訳 ネット上で唯一の全曲日本語対訳として貴重でした。再掲載を期待します。
ターフェルムジーク鎌倉 今までに演奏された十数曲の対訳。パート譜の提供もあり。
バッハクライス神戸 第1回コンサートの4曲を収録。今後に期待。
大村恵美子訳(東京バッハ合唱団) 大村恵美子氏による、日本語上演のためのバッハ・カンタータ50曲選とその後の新刊を含めた五十数曲の歌詞が公開されました。 日本語上演のための凝縮された表現を味わい、歌うことができます。

英語訳

Texts of the Complete Vocal Works Z. P. Ambrose氏の有名サイト。シラブル、単語の位置を合わせた全曲訳。
Emmanuel Music ボストンのエマニュエル教会でカンタータ演奏を続ける団体。全曲訳。
English Translations in Interlinear Format Bach-cantatas.comに掲載。全曲まであと一息。
San Francisco Bach Choir Home Page バッハのカンタータを主なレパートリーとする団体。部分訳が多い。
Bach Vespers at Holy Trinity ニューヨークのルター派教会で行われているカンタータ演奏の記録。

歌詞・対訳の出版物

「対訳 J.S.バッハ声楽全集」表紙
→amazon.co.jpで購入
先日、「この分野では、残念ながら独立した日本語の出版物はありません。高価なCD全集を買わなければ対訳が手に入らないというのは残念です。」と書いたばかりでしたが、上記の「だも訳」が「慧文社」から単行本として出版されることになりました。(訳者の本名、若林敦盛さんです。)

その代わり、ネット上からは削除されてしまったのが残念ですが、内容は相当改善されているということなので、期待したいと思います。詳しい情報は出版社のサイトをご覧下さい。また、出版社の勇気に敬意を表します。
→慧文社「対訳 J.S.バッハ声楽全集」のページ

以下は、英語での出版をいくつか紹介します。(画像からさらに詳しい情報にリンク)

The Cantatas of J.S.Bach
 (Alfred Dürr, Oxford University Press 2005)

"Johann Sebastian Bach. Die Kantaten"の英語訳。カンタータ全曲の詳細な解説と英語対訳を含む、1000ページ近い大冊。日本語でこんなのがあったらなあと思うのは、私だけではないだろう。なお、採用されている歌詞は、細部で新バッハ全集と相当の違いがある。

J. S. Bach: The Complete Cantatas
 (Richard Stokes, Scarecrow Press 2005)

カンタータ歌詞の対訳集。現在進行中のSDGガーディナーカンタータ全集のブックレットは、この対訳を使用している。

Handbook to Bach's Sacred Cantata Texts
(Melvin Unger, Scarecrow Press 1996)

カンタータ歌詞の逐語訳と、カンタータテキストに関連する聖書の箇所やコラール歌詞を詳細に示したもの。この書籍については→富田庸氏の書評に詳しい。

Texte zu den Kirchenkantaten Bachs (Carus 1984)

Texte zu den Kirchenkantaten Bachs
 (Helmut Rilling, Hänssler-Carus 1984)

ドイツの出版だが、解説も歌詞も英語訳が付属する。この書籍は、1985年バッハ生誕200年のリリングカンタータ全集録音完成に向けて出版されたもの。(LP100枚の全集)。
英語の歌詞はZ. Philip Ambrose氏のもの(この書籍のために訳された)。なお、単なる対訳ではなく、カンタータ全集録音のデータも含んでいる。 リスナーの立場に立った出版と言える。

Carusのスコア

Carusのカンタータスコア

これは歌詞集ではなく楽譜だが、英語の歌詞がドイツ語の下に印刷されている。もちろん演奏することもできるし、鑑賞用にも利用できる。 また、一部を比較しただけだが、歌詞は新バッハ全集とかなり良く一致する。詳細は「カンタータの楽譜」のページを参照。

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2008-03-23更新
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