→バッハクライス神戸
→バッハの教会カンタータを聞く

バッハクライス神戸のために(第6回定期演奏会)

カンタータの歌詞をトコトン理解する(カントコ)

BWV 197

BWV 9

「カントコ」とは「カンタータの歌詞をトコトン理解する」の略称です。

思うのですが、カンタータの合唱曲のたった数行の歌詞を、 1年近くの間繰り返し繰り返し飽きもせずに歌い続ける割に、 その歌詞の意味は何となくおぼろげに想像する程度、 定期演奏会のプログラムが配られて初めて「ああそう言う意味だったのか」というようなことはないでしょうか。

これがレチタティーヴォなどだと、歌詞はいっぱいあるのに曲はすぐに終わってしまい、 歌詞の意味を考えるヒマもなかったと言うのも一応もっともですが、繰り返し練習する数行の歌詞の意味ぐらいは、 初めから分かっておいた方が得だと思います。それも一応全体の意味が分かるというのではなく、 単語の一つ一つとそのつながりまで理解しておいた方が。

そこでこの「カントコ」を立ち上げるのですが、これは決して私はすでにトコトン理解できてるよと言う意味ではなく、 これからトコトン理解しようと努力しますので皆さんもおつきあい下さいと言う意味です。 なにぶん乏しい学力の制限内のことですので、どうしてもすっきり理解できない部分も出てくるかと思いますが、 そういう時は助け船を出していただければありがたいと思います。

なお、これはバッハクライスのメーリングリストに連載したものを、 訂正を加えてホームページ用に手直ししたものです。