タイトル | : 器楽作品にきく寓意 |
投稿日 | : 2007/04/26(Thu) 11:08 |
投稿者 | : アストロフェル |
カンタータを集中的に聴いてから、協奏曲などにも寓意を感じることが多くなりました。端的に「ブランデンブルク」1046の「狩り」これは当然として、1049の「田園曲」1050の緩徐楽章に一種「受難」など、また「ヴァイオリンとチェンバロ」のソナタの「悲哀の尊厳」とも称すべき印象:実に哀切な作品が多いです。
さらにいろいろ聴きながらテクストがなんとなく聞こえてくる作品もあって「器楽」「声楽」「世俗」を云々せずとも、ある寓意性が存在する印象です。いかがでしょうか。アーノンクールが強調していました。