タイトル | : Re^3: 名曲中の名曲、BWV36 |
投稿日 | : 2006/12/08(Fri) 16:14 |
投稿者 | : Skunjp |
> 教会稿の楽器指定は、わたしのメモでは、弱音器付きヴァイオリンとなっています。
> 歌詞の「弱き音」に対応してのものだと思われます。
弱音器付きVnでしたか。
確かにヘレヴェッヘ盤では、抑制された穏やかな音がしていました。
しかしラミン盤は弱音器はつけていないように聞こえます。これはこれで説得力は高いのですが…。
思うにカンタータの解釈は、指揮者によってソロなのに合唱で歌わせたり、その逆もあったり、オブリガート楽器を他の楽器に変更したりとか、割と自由にやられているような気がします。
端川さんが例に出された36cも聴いてみたいですね。
シュライアーといえば、私の場合、歌よりも指揮の方が気に入っています。
先日もルター派ミサ曲集とマニフィカトを聴きましたが、独特の解釈をしています。
モダン楽器のモダン奏法なんですが、ピリオド奏法的な発想も取り入れているのか、テンポが素っ気ないほど速く、表情もかなりクールです。
でも私は、ソフィストケイトされてとんがっている所を非常に面白く聴きました。
それに、歌手の扱いはさすがだと思いました。