タイトル | : Re^6: アリア集の楽しみ |
投稿日 | : 2006/09/29(Fri) 21:50 |
投稿者 | : Skunjp |
たった今、バトルとパールマンのアリア集を聞きました。
これは「バトルのアリア集」ではなく、まさに「バトルとパールマンのアリア集」になっています。
今まで、脂っこいバイオリン協奏曲(EMI)の印象がぬぐえず、どうしても手が出なかったCDですが、図書館のおかげで気安く手に取ることができました。
聴いてみれば、何という不覚!今までこれを聴いてこなかったことが悔やまれます。
パールマンのヴァイオリンは「うますぎ」ですが、本当にうまいオブリガートヴァイオリンで聴くと、アリアも真の意味で光り輝く感じがしました。
バトルがいつものシルキーでクリーミーな声で聴かせる歌の数々は、彼女の手練手管が見えすぎることもなく、非常に芸術的密度の高い出来になっています。これはバッハの音楽故のことだと思います。
このCDのことを教えてくださった旅の者さんほか、皆さんに感謝します。またひとつ宝物が増えました。