カンタータ掲示板(テーマ別)

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タイトル 全部聴いてはないけれど〜全集についてのおおまかな感想
投稿日: 2006/09/06(Wed) 00:13
投稿者旅の者

 コープマン全集がついに完結して、わたしたちは4種類ものカンタータ全集を聴くことができるようになりました。さらに、複数のシリーズも、後に続いています。(なんてしあわせ)

 この機会に、それぞれの全集についての感想を、書いてみたいと思います。
 何度も書いてきたとおり、わたしはどの全集もそろえてはいませんし、もちろん全部聴いていません。
 データ的なものは、こちらのHPにくわしいですし、個々の演奏については、たくさんの貴重な投稿がありますので、まずはそれらを参考になさってください。
 ここでは、あくまでも、個人的な印象みたいなことだけ。

 *   *   *

1、レオンハルト・アーノンクール全集(テルデック全集)

 わたしのカンタータ鑑賞の基本的なベースになっている全集です。
 はじめに何枚か分売CDを購入してしまったので、その後、中古店や図書館等でコツコツとそろえていきました。この全集だけは、ほとんどそろっています。(きちっと整理していないので、たまに欠落が発見されます)

 レオンハルト、アーノンクールの強力なカリスマ性のもと、現在の古楽界を代表するような演奏家たちが、まさにパイオニアとしての最高の演奏をくりひろげています。

 レオンハルトの指揮は3分の1ほどなのですが、
わたしにとっては、レオンハルトの全集という印象が強いです。
 レオンハルトの、どんなときでも微動だにしない超然とした演奏に対して、アーノンクールの方は、曲によってはかなり特徴的な場合があります。

 徹底した少年起用なので、一部例外を除き、女声のソプラノ・アリアはまったく聴けません。それでいいかどうかが、大きな選択の基準になりそうです。
 また、みなさんの意見によると、歌手のデキに相当バラつきが見られるようです。

 なお、レオンハルトとアーノンクールについては、このテーマ別室に、Skunjpさんが、演奏論を展開していらっしゃるスレがありますので、ぜひ、ご参考になさってください。
(No.17〜)


2、リリング全集(ヘンスラー全集)

 以前、リリングの演奏を聴いてあまりおもしろくなかったので、ずっとほっておいたのですが、このサイトのみなさんに教えていただいてから、聴く演奏、聴く演奏、みんなすばらしいので、びっくり。
 Skunjpさんではないですが、自分はこれまで何を聴いていたんだ、と言う感じです。
 あわてて集めているところで、現在4分の1ほど。このまま全部集めるつもりです。世俗カンタータも含めて。

 当然、現代楽器による演奏になりますが、当時のドイツ最高のメンバーが集結したという器楽奏者や歌手の競演、それをしっかりと包みこむリリングの信頼感あふれる指揮ぶりは、聴けば聴くほど味わいが増します。
 とにかく、何といっても、歌手がすばらしい!
(オジェーを筆頭に)
 カンタータは、やはり、歌です。

 と、いうわけで、この全集についても、みなさんの意見を参考にしていただいた方がよいと思います。
 葛の葉さんがめずらしくご自分でたてた、りっぱなスレがありますので。
(No.187〜)

 ところで、かんじんの、現在購入可能かどうか、ですが、
 わたしにはこれくらいしか見つけられませんでした。

 http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=903678&GOODS_SORT_CD=102

 曲目詳細は出ていませんが、Vol.3まであって、全60枚ほどなので、全集なのだと思います。まだ生産しているとよいのですが。
 なお、分売CDは、だいたい現役のようです。


3、レーシンク全集(ブリリアント全集)

 安価だったので、発作的に購入しましたが、やむをえぬ事情により、手離してしまいました。

 オランダの古楽団体による全集です。短期間で一気に録音されたため、演奏にムラがある、とよく言われますが、たまに、驚くほど良い演奏が混ざっているのも事実です。

 その際、気に入った演奏はみんな録音しましたが、かなりな数にのぼったことも書いておきます。


4、コープマン全集

 実は、日常的に手元において、いつもよくかけている、わたしにとって最も愛着のある全集がこれなのです。
 しかし、残念ながら高価で、レーベルが変わってからは、図書館、中古店にもほとんど出回らないため、なかなか手が出ません。

 わたしにとって魅力なのは、

 最先端の研究が反映されており、(ヴォルフ監修)
異稿や原曲の世俗カンタータ等もすべて収録した、マニアゴコロをくすぐる内容であること。

 現代のトップ演奏家、スター歌手がそろって参加していること。

 そして何よりも、さっそうとして美しいコープマンの指揮、それがわたしの好きな明るいカンタータにぴったりと合っていること、です。
 また、深刻な内容を持つカンタータについても、決して圧倒的な感動というわけではありませんが、誠実な演奏を聴かせます。
 通奏低音にリュートの響きが聴けるのも、大きなポイントです。

 21巻や最終巻など、ノドから手が出るほどほしいのですが、
CD情報のところで書いたように、ぐっ、とがまんして、全集での発売を、かたずをのんで待っているところです。

 *   *   *

 いずれにしても、大きな買物になるので、はじめにどれを買うか、というのは悩むところです。
 何かの参考になるとよいのですが。


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