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タイトルチェンバロはお好きですか?
記事No70
投稿日: 2006/02/23(Thu) 17:40
投稿者Skunjp
最近ピノックのパルティータを良く聴きます。

ヘンスラーの新盤の方です。

ピノックはアルヒーフの旧盤の方が有名ですが、あれは残響の多すぎる録音がせっかくの名演をスポイルしていて、あまり好みではありませんでした。

ヘンスラー盤はとても良い録音で、楽器(エムシュのコピー)が渋くて甘い美音。

ピノックの演奏がまた熟年の渋みにほのかな甘さが混ざり、とっても聴かせる演奏になっています。

特に何もしていないようなのに、じっと聴いていると独特の味わいがにじみ出てくるようで素晴らしいです。

ピノックはピリオド様式の面々と違い、バロック的アゴーギクをあまり強調せず、正確なインテンポが基本です。

これが今聴くと、とても新鮮に感じます。その中で緩徐楽章で微妙にリズムを揺らすので、それがとても生きてくる。

良いですね〜、ピノック。

タイトル武久源造さんのこと
記事No467
投稿日: 2006/09/25(Mon) 16:04
投稿者旅の者
 早速、「思い出したような」レスです。

 以前書いたように、チェンバロはどうも苦手なのですが、
(楽器がきらいなのではなく、修業がたりないせいか、こまかい声部が聴き取りにくいのです)
 それでも、何度かご紹介した西山まりえさんをはじめ、日本人の演奏家については、身近なせいもあってか比較的よく聴きます。

 特に、鈴木雅明さんと武久源造さんは、よく教会等でボランティアの演奏をなさってましたので、何度も実演を聴かせていただきましたが、
 お二人ともまさに別格、もう異次元の演奏です。

 鈴木さんなど、BCJのカンタータにくらべるとそれほど話題になりませんが、チェンバロのCDを聴いてみても、こちらの方が、ずっと世界最高レヴェルなのでは、と思えてしまいます。
(このごろはSkunjpさんの影響で、BCJの演奏も、すっかり見直すようになりました。
 でも、実演の印象があまりよくなかったので、その後遺症が・・・・)

 さて、武久さんですが、どちらかというと、オルガン奏者としてのイメージが強いです。
 武久さんの方は、今でもあちこちの教会等で精力的に活動なさっていて、最近では、「四季」による即興演奏(オルガン)、モーツァルトのピアノ・ソナタ?による即興演奏(小型オルガン)、ご自分で編曲されたシャコンヌ(チェンバロ)などを聴きました。

 この中でも、即興演奏に関しては、ほんとうの4声の即興とは、こんなにもすさまじいものなのか、と、文字通り震撼しました。
 また、自由自在な装飾も、見事なものです。
 武久さんが、カンタータの通奏低音をひくのも、何度か聴いたことがありますが、アマチュアの演奏だったのに、華麗な装飾音をふんだんに盛り込んだ通奏低音だけが目立って、なんだか妙な具合になっていました。(笑)

 でも、たいてい最後には、合唱もオケもふるいたって、見事最後にはビシッと決まるのが、おもしろいです。
 いかに通奏低音が大切か、ということですね。

タイトルRe: チェンバロはお好きですか?
記事No472
投稿日: 2006/09/25(Mon) 21:42
投稿者端川哲堂
> 最近ピノックのパルティータを良く聴きます。
>
> ヘンスラーの新盤の方です。

>
> 良いですね〜、ピノック。

ピノックといえば、イングリッシュ・コンソートの指揮者としてはどうしているのでしょうかね。
イギリス古楽御三家のガーディナー、ホグウッド、ピノック(ロバート・キングも加えて御四家)のうち、ガーディナーだけは活動ぶりが伝わってきていますが、他のひとたちはどうしているのか。

わたしは嫌いではなかったので、最近CDも見かけないのは残念です。

タイトルRe^2: チェンバロはお好きですか?
記事No473
投稿日: 2006/09/26(Tue) 14:06
投稿者Skunjp
> ピノックといえば、イングリッシュ・コンソートの指揮者としてはどうしているのでしょうかね。
> イギリス古楽御三家のガーディナー、ホグウッド、ピノック(ロバート・キングも加えて御四家)のうち、ガーディナーだけは活動ぶりが伝わってきていますが、他のひとたちはどうしているのか。
>わたしは嫌いではなかったので、最近CDも見かけないのは残念です。

旅の者さん、古い書き込みを蘇生させていただき有り難うございます。こういう所がテーマ別掲示板の醍醐味でしょうか。葛の葉さんの得意げな顔が目に浮かびます。…なんちゃって (^_^;)

さて、武久源造さんですが、私も生のレクチャーコンサートを聴きました。演奏も流暢ならトークも非常に流暢でユーモアにあふれ、とても面白かったです。この人の演奏には超人的な集中力と音楽性とともに、卓抜なユーモアが音楽の基本にあるような気がします。

鈴木雅明さんは指揮者としても世界一流ながら、チェンバロ奏者としても超一流ですね。堂々とした構築的でスケールの大きい正攻法の演奏で、その反面、音楽の細かい情報量も凄いです。しかも夢見るような幻想性にも欠けず、それがパルティータ、フランス組曲などの名演につながっていると思います。

それからピノックですが、演奏家としては活動しているのでしょうが、それが華々しい話題とは違う所の活動なので、なかなかCDにはならないのでしょうね。

しかし、このところの収穫としてはヘンスラーのパルティータ全集、それにポッジャーとのヴァイオリンソナタのチェンバロが出ています。両方とも得難いベテランの深い味わいで聴かせます。この人は地味ながら研鑽を積んでいますね。それから数年前は、マタイ受難曲を日本でやって好評だったと聞きます。

ホグウッドも素晴らしですが、最近はクラヴィコードに凝っているようで、数年前にクラヴィコードによるバッハ小品集を出しました。私はもうひとつ真価が判りませんでした。この人、バッハはそれほど好きではないようです。何でもバッハよりヘンデルの方が好きらしいとか…。この人のフランス組曲、それにL・クープランは絶品ですね。

タイトルRe^3: チェンバロはお好きですか?
記事No487
投稿日: 2006/10/03(Tue) 17:26
投稿者オーボエ協奏曲
> 何でもバッハよりヘンデルの方が好きらしいとか…。この人のフランス組曲、それにL・クープランは絶品ですね。

 1980年頃でしたか、私の隣の部署で発売直前のCDプレーヤーの開発をやっているところに、ホグウッドのメサイア抜粋のCDがおいてありまして、当時昼休みに内部むき出しのCDプレーヤーで毎日聴いた覚えがあります。当時の方が音が良かったような気がしますねぇ・・・。関係の無い話題で恐縮です。

タイトルRe^4: チェンバロはお好きですか?
記事No488
投稿日: 2006/10/03(Tue) 20:11
投稿者Skunjp
>  1980年頃でしたか、私の隣の部署で発売直前のCDプレーヤーの開発をやっているところに、ホグウッドのメサイア抜粋のCDがおいてありまして、当時昼休みに内部むき出しのCDプレーヤーで毎日聴いた覚えがあります。当時の方が音が良かったような気がしますねぇ・・・。関係の無い話題で恐縮です。


オーボエ協奏曲さん、お仕事は音響関係でしたか!(…?)

どうりで音にシビアなんですね。

私も再生装置は非常に大切だと思っています。装置によって音楽の印象が変わってしまいますので。

ただ、これも「高ければ良い」というわけでなく、使いこなしのセンスと技術、そして情熱だと思っています。

私はかなり自分の装置に手を入れています。手を入れれば入れるほど、妙なる音楽を奏でてくれますから、やりがいがありますね。

最近の発見は、24bitレガートリンク・コンバージョンです。これのついたCDレコーダー(安いやつ)を、CDPとDAコンバータの間に入れるだけで空気感が一変しました。はっきり言って、これはかなり変な使い方です。でも、結果だけ見ると空間がパアッと広がって音楽情報が一桁増え、音楽がより緻密な表情を持つようになって大変イイのです。

そんなわけで、私個人としてはSACDも魅力ですが、それより過去の膨大な遺産である現行のCDがより良く響くCDPを開発してほしいと切に思うのです。

SACDのソフトがたくさん発売されればそれでいいのでしょうが、ただそれでも、過去のデジタル録音のCDはSACD化することができませんしね…。

ですから、音の良いCD専用プレヤーを、それもウン十万とかいう値段ではない安い価格(数万円)で開発してほしいのです。

そのための切り札が24bitレガートリンク・コンバージョンをはじめとする「CDフォーマットにおける時間軸情報を補完する技術」だと思います。

P社が頑張っていますが、他のメーカーもこの種のCDPをどんどん出してほしいです。一番大事なのはオーディオ評論家がそれを白眼視しないでちゃんと評価することだと思います。

おっと、バッハとは少し違うところで熱弁をふるってしまいましたが、これもすべてバッハをより良く聴くために!

※今、ホグウッドのブランデンブルク協奏曲を聴きました。うわぁ、こんなに即物的な音だったのか!…ってかんじです。いや、けなしているのではなく、気持ちが良い音なのです。素のままのプレーンな音質と飾り気のない表情、それにインテンポ。余計な思い入れを排した、いさぎよい音楽ですね。6番なんて各声部が踊り出し、目の前で大きな鯉が何匹も跳ねているようです。(「各パートひとり」タイプの草分けだったんじゃないでしょうか…)

タイトルRe^5: チェンバロはお好きですか?
記事No489
投稿日: 2006/10/03(Tue) 23:00
投稿者MS
> オーボエ協奏曲さん、お仕事は音響関係でしたか!(…?)
> どうりで音にシビアなんですね。

音響関係ではありませんが、音響関係に進めば良かった(笑)と思うことがありますね。
 CDプレーヤーの音は高額のものが良いとも言えなくて、戸惑うことが多いです。
 私は多少大型のフロア型SP、真空管アンプ、古いCDPのシンプルな組合せで満足しています。アンプの影響が大きかったような気がしています。詳細はこのサイトの趣旨に反しますので、このくらいにしておきます。
 過去のアナログ録音の名演はSACD化を切望しますね。ホグウッドのメサイアは今でも音のチェック(と言っても大雑把)に使います。CDPの音を初めて聴いた感動を今でも思い起こします。
 今後はこのサイトの情報を頼りに時間とお金が許してくれる限り音楽を堪能したいと思います。

タイトルRe^6: チェンバロはお好きですか?
記事No490
投稿日: 2006/10/03(Tue) 23:29
投稿者オーボエ協奏曲
MSことオーボエ協奏曲です。暗証キーを入れてませんでした。
すいません。
 「音響関係ではありませんが、・・・音楽を堪能したいと思います。」は私の書き込みです。