タイトル | : Re^2: 名曲中の名曲、BWV36 |
記事No | : 556 |
投稿日 | : 2006/12/07(Thu) 11:46 |
投稿者 | : アンチリヒター |
こじつけ気味ですが
第1,2,3,4曲 第5,6,7,8曲
さらに、 第1、2曲 第3、4曲 第5、6曲 第7、8曲
「起承転結」になっているという仮説。
奇数曲だけ訳してみました。 第1,3,5,7曲が「起承転結」になっているのだと、こじつけてみました。
1. 喜び勇みて 羽ばたき昇れ 高きにのぞむ 星辰に いざ シオンの歓喜の声よ! されどいらぬ 過ぎたる響き! 栄えの主こそ 近づけれ
(4行目は1,2行目に反する意味なので面白い。つまり、歓呼の声があまり遠くまで行き過ぎて、イエスの到来と行き違いになったら困るということですね。これが起承転結の「起」)
3. やさしき歩みにて行くは「愛」なり 「父」のまこと受けるは「子」なり 「花婿」に魅せられた「花嫁」の如く 歩みて追うは「心」なり
(かなり、意訳です。ここは「愛」と「心」を擬人化するバッハの歌詞の得意なパターン。その二つが向かうのは御子なる主イエス。3は1に比して抽象的なるがゆえ、起承転結の「承」)
5. 迎えにあたう 宝をば 慕いて信ず わがこころ 備えしみ座の 清ければ とどまり給え わがうちに
(七五調にしました。ここも「愛」と「信仰」が擬人化されている。この5の前に説教が入るから一応「転」ということにして下さい)
7. くすみし声も 弱き音も みいつの神を 称うるは 霊にあずかる 響きなれ しかして叫び 天にみつ
(これも意訳。七五調。これは1と大意が似ているので一応「結」)
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